2006年07月16日
日本沈没 批評
33年前の映画をリアルタイムに観た自分としては、どんなアレンジを施したのか楽しみだったのだが、まさか娯楽大作になっているとは…。ま、試写会での評判は芳しくなかったので期待はしていなかったので、結構楽しめたがN2爆弾はアニメだな。正直N2爆弾からの話は一気にSF色が強くなり後はアニメを観ているようだった。
個人的には悲哀にするのは特にかまわない、ラストを変えるのも構わない。しかし、アルマゲドンの劣化版をみせられるのはちょっと遠慮したい。ま、ツッコミ入れたら切りがない、小野寺はなぜ自由にいろんな場所に出没できるのか?とか、あれだけの大津波があるのに、船で逃げるのはどうなんだろうかとか?ま、船で逃げているところに津波のシーンはあるのだが…。
前作と比べれば正直、前作の方がいい。個々のキャラクターも魅力的で流れに緊張感がある。しかし、本作はアルマゲドンの劣化版のような展開をしていくので先が見えてしまい最後の方はちょっとキツイ。また、ラブストーリーも小野寺と玲子の気持ちが近づいていく過程がないのであまりにも唐突すぎる。玲子のセリフを汲むならば小野寺は生かすべきだと思うし、死んでしまっては玲子が阪神大震災で受けた心の傷が直らないだろうに…。
しかし、日本が沈没していくシーンは日本映画もレベルが上がったな〜と思えるが、ビルの倒壊等で人が死んでいくシーンを極力排除したためか臨場感とかがない。ま、その辺のカバーとしての恋愛ものがメインとなったのだろうが。個人的には田所と鷹森を完全に主軸にした方がおもしろかったかもしれない。
リメイク版日本沈没だが泣き所のツボを抑えた展開はするもののアニメのような展開に付いていけるがポイントだろう。個人的にはサブ的なところで楽しめたので50点ぐらいかな?
トップ、エヴァチックな部分は健在で、さすが樋口監督といったところか!
カメオの富野、福井、庵野夫妻は安易に発見できた。富野の坊さんはあまりにも嵌まっていて笑えた。
Posted akei : 2006年07月16日 03:40 | 【cinema】
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