2006年07月23日

再び、日本沈没 批評

日曜日に日本沈没のオリジナルが日本映画専門チャンネルにて放送していたのを観て、再びリメイクが観たくなったので金曜日に有休を取ったついでに再度、日本沈没を観てきた。
今回は、前作と比較してのネタバレアリで

●玲子と俊夫の出会い
前作は見合い的な紹介という形で出会うのだが、今回は冒頭の駿河湾で起きた地震で救助作業にきた玲子に俊夫が助けられたのが切っ掛けとなっている。その後の噴火のシーンは旧作とダブらせているようだ
●美咲
駿河湾での地震により父親死亡、母親重症(後に死亡)。境遇が玲子に似ている為か?玲子があずかるわけだが、正直、母親の死亡は父親と一緒でも良かったのでは?途中で死亡する意図がイマイチわからない。
●玲子の過去
阪神大震災において両親、友人等を失う。そのため、親しい友人を作ることを拒んでいたらしいのだが…。正直、阪神大震災というキーワードはこの手の映画では必要不可欠なのだろうが、正直玲子が被災したという過去がどこにも生きていない。ただのキーワードとなっている。
●338日
当初、40年後に沈没するはずだった日本の沈む期間が1年たらずになる。ま、前作も1年内だが、しかしこの辺の展開がヤマト完結編に近いな〜と。
●政府の危機管理災害対策本部
まさにエヴァそのもの、「本震きます。」一気に危険を示す赤い表示が画面いっぱいに…。
しかし、Macばかりの対策本部とは、Macユーザーにとってはうれしい限りだが。
●結城
前作ではパイロットではなくサポートなのだが…。しかし、ミッチーのノーマルな役って結構良かった。死に際も良かった。
●田所
前作は小林桂樹氏の演技が強烈だっただけに、豊川では疑問があったがアリだなと。
●個々の絡み
結城、小野寺に関しては雰囲気でつき合いの長さが伝わるのだが。田所とのカラミが少ないこともあり信頼、信用という深い部分が伝わらない。また個別のカラミが多すぎて玲子と俊夫の恋愛部分も???最後の方はアニメ的な王道の展開にいく割にはキャラが弱くて辛い。
●N2爆薬
遊びがすぎるな〜。
●国際海洋開発センター
湾岸近いはずなのだが、東京が沈んでいるのに沈んでいない。
●移動手段
ほぼ、交通機関がマヒしているはずなのに俊夫は実家に帰ったり、実家から日野までいったり、そこから玲子のところへ行けるのはすごい。正直ヘリがないとどこにも行けないような来もするが、なんせとこどころ寸断されているしね〜。
●この地方にまだ被害はない。
旧作でも使われているテロップ。そしてトップでもあったような気が…。
●玲子と俊夫
この二人の恋愛部分はあまりにもお粗末で、なぜ好きになっていくのか過程がわからない。テント内でのシーンはまさにお笑いモノであのやり取りは観ている方が恥ずかしいぐらいのまるで韓流並の展開。大盛り上がりの別れのシーンはその流れのせいで特に感動するシーンにはならず…。しかし玲子がヘリポートを去るのが早いな〜と
●奇跡は起きます。起こして見せます。
ま、ぷつスマではよくあることだが…。特攻云々は日本が沈没しない過程ででてきたコンセプトだろう。ま、奇跡に関しては特にどちらでもなのだが、最後の爆発までの間が個人的には好き。震えながらもN2爆薬を投下する俊夫の表情。N2爆薬を投下させ、後は爆発(死)を待つだけとなった俊夫が最後に玲子と抱きあってついたジャンバーの泥の部分を握り締める辺りの一連の演技が好きだな〜。
●日本一部沈没
まさに、ラスト改変。あれだけの事をやって何事も無く終わるのだろうかは謎だが?しかし掘削船の付近で核爆発に近い爆発させているのはどうかと。
●富士山不発
N2爆薬の爆発によりプレートを崩し噴火寸前の富士山が不発で終わるとは…。前作はしっかり爆発しております。ま、富士山の噴火が引きがねで沈んではいないけど。
●鷹森
危機管理担当大臣で田所の元奥さん。最後の声明文での日本を救った結城、小野寺に対しての哀悼の意は良かった。この手の映画って死んだ瞬間はあるのだが…。正直、目頭が熱くなった。
●ひょっとこのみなさん
ま、奇跡ということで。
●最後の引き
玲子がおばさんや美咲を助けに来たところで画面が引かれていき最後に日本がどの程度原形を留めているのか?がわかるのだが、あの日本を再建するとして橋だらけになるのかな?

最後に
●俊夫
個人的にクサナギの小野寺はすごくアリと思っている。前作の藤岡のような男臭さは今の時代には無理があるだろう。また性格普通で癖の無いキャラができる芝居のできる役者はクサナギぐらだと思える。最後の特攻ともいえるシーンもクサナギだから絵になっていたと思える。ただ、ラブシーンは演出も悪いが、クサナギには向かないかな…。

2回観ても評価は以前と同じ50点。再度、見直して思ったことはやはりアニメだなと…。
前回も書いたがツッコミどころは満載だが、ヤマト的な展開、エヴァチックは美術等。物語はどうあれ個人的に好きな要素が満載なんだよ!だから2回も観れた。ま、間違いなくDVDは買う。

Posted akei : 2006年07月23日 01:39 | 【cinema

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