2008年05月11日
ミスト 批評
スティーブン・キングの映画というとホラー系では良作が無い?というイメージが強いのだがミストに関しては違った。ま、ミストを観たいと思ったのは「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の監督が撮ったという部分に尽きる、おかげで久々に映画を鑑賞して衝撃を受けた。
この映画、霧の中に要る怪物が恐怖ではなく、恐怖によって正気を失っていく人間のほうが怖いというのがわかる。また、閉鎖空間に情報が何もない状況で信仰を掲げる者の扇動によって人々が徐々に洗脳されていく様がさらに怖さを増す。基本的には人が神のかわりに人に罰を与えることによって自滅が待っているということが強く感じた。この映画ホラー的な要素ではあるものの社会派的な要素や信仰要素が色濃くある。おかげで、生物は全編中対して登場しないくても、飽きることなく映画を観ることができる。
物語が進むにつれミストは昨今のアメリカ反省映画ともとれる部分が多く見受けられる。ただし、ラストを観る限り若干性質が違うのかもしれいないが…
■ネタバレ
衝撃のラストは伊達ではない。スーパーマーケットを脱出した主人公ら霧の中でみる街は絶望しかなく、そして車のガソリンが無くなった時、彼らが起こす行動はあまりにも悲劇であり、その後にデヴィットが観るものはあまりにも衝撃であり、救われない結末ではあるが印象的でもありいろいろと考えさせられた。
面白いという映画ではないが、凄いという意味でも90点
Posted akei : 2008年05月11日 01:54 | 【cinema】
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