2009年06月16日
ターミネーター4 批評
一週間程遅れましたが、ターミネーター4の批評を改めて…。
米本国の興収とは違い日本では5日間で10億突破という個々1年間の海外映画ではトップの興収とのこと。
ターミネーターの基本は無敵な追跡者から必死に逃げるというコンセプトがおもしろいと感じている自分にとっては残念ながら今回のT4はイマイチの一言に尽きる。正直、T4を見終わって思ったことはターミネーターである必要性を感じなかった。スカイネットとの戦争に発展している割には規模の小さいゲリラ戦にしか見えなかった。T1冒頭にあるような世界観が垣間見えればいいのだ、それもなく…。T1は低予算ながらも未来で起こっていたスカイネットとの戦争も見ごたえがあり世界観も良かった。しかし、昨今の映画にもいえることだがVFXの技術の向上で映像表現の巾が広がったものの、映像だけという映画が増えた。逆に巾が狭かった方がアイデアで乗り切ろうという部分が作品の出来を上げていたと思える。
さて、本編は過去の作品をリスペクトしてるコネタがとこどころ散見するのだが、得に感動もなく微妙。ジョン、マーカス、カイルの3人が主軸で話は進むのだが、個々のキャラクターが弱くなり、メインがぶれて感情移入ができない。個人的にはマーカスというキャラをメインにカイル、スターとの触れ合いをメインにジョンはサブに撤すればまだ、見やすい展開にもなったかと。カイルを追うT800とハイブリットのマーカスという展開で進めば前作までのコンセプトも引き継げたと思うのだが、そして、T800の大量生産で拡大して行くスカイネットと人類の戦いは今後。みたいな伏線を持たした終わり方なら今後にも期待がもてたものを…。
しかし、途中T800の人間体と対峙したジョンが躊躇いも無く引き金を引くシーンは疑問が残った。いろいろとリスペクトしたネタを見せている割には最大のサプライズを無駄に消費したの残念。
個人的には思い入れが強い作品なだけに辛口になったが、多分本作はターミネーターの従来プロットがおもしろいと感じている人にとってはつまらないだろうし、これはこれで有りと思えれば面白い作品なのかもしれない。ただし、自分は従来のプロットは継承してほしかった方の為、評価は35点。
しかし、スタートレック観てからこの映画を観るとカイルがチェコフに見えて…。
Posted akei : 2009年06月16日 01:32 | 【cinema】
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