2010年03月22日

ガンダムUC episode1「ユニコーンの日」

ガンダムエースで小説を読んでいた身としては、UCシリーズが久々に新作として映像になることは大変喜ばしいことである。特にSEED、OOと消化不良な作品が続いただけになおさらである。小説は終了しているだけに、映像化にあたり原作のボリュームをどう整理するのか楽しみだった。1話は小説2巻分のボリュームだっただけに、端折り方が半端でない。キャラクター面ではバジーナやオードリー等のメイン以外は、退場ありきにしか見えないのが残念なところではあるが、その辺は割り切っているような展開にも見えた、ただ次回以降からフル・フロンタル等の主要メンツが増えてくるとポイントの置き所によっては、小説ではメインであったキャラでも脇に回る可能性はあるのだろう。小説のボリュームを考えれば仕方ないことではあるが…。
さて、映像としてはさすがUCシリーズと言うべきか?流石に毛色が違う。いろいろと映像表現ができるようになり全視界のコクピットの細かい芸当は良い。忘れがちなエアバックもしっかりと装備してあり逆襲のシャア以降を感じさせるし、操縦桿のコマンド入力も今風の表現で好きだ。ただ、残念なのはコロニー内での戦闘で核爆発による人の蒸発シーンやバジナーの級友がビームにより消失するシーン等、戦争の悲惨さを見せるシーンは、悲惨さを通り越して見せ物にしか見えない。F91でモビルスーツの薬莢が人にあたり死ぬシーンや爆風で飛ばされ級友が壁に強打して死ぬシーンをさらりと見せられている世代としては、イマイチである。実際、悲惨さを演出するほど嘘くささが吐出するだけに、もう少し考えて欲しいところ。この当たりは富野演出に感化された呪縛的なところかもしれいない。
とりあえず、物語は終了しているがアニメとしてのユニコーンの今後に期待していきたい。

Posted akei : 2010年03月22日 04:22 | 【ガンダム

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://afile.net/blog/mt-tb.cgi/1860